国分プレス工業では、プレス加工から溶接加工、表面処理加工、そして部品アッセンブリーまでの一貫体制を整えています。業界内では一部のパーツだけを扱う専門部品メーカーが多い中、当社のように幅広い製品をトータルに生産しているメーカーは稀であり、貴重な存在です。
先進の設備と独自の技術を誇るCATIAによる製品設計及び技術解析などテクノセンターでは、独自のプレス・アッセンブリー技術、3D/CAD・CAEを用いた設計、3D/CAM・高精度CNC機を用いた製作、接触・非接触3D測定器を用いた品質熟成により、最適ツールを創造し、製品企画開発から、試作・量産まで、お客様のニーズに合わせた対応をいたします。
また、全工場でISO14001を取得しているほか、有害物質フリーのカチオンED塗装ラインを導入するなど、自然環境や労働環境に配慮した設備づくりにも力を入れています。
プレス加工
プレスの機械は上下運動しかしません。その単純な動きの中で複雑かつ精密な加工を実現していくためには、ナノテクノロジーレベルの高い技術力が求められます。日本はこの分野で世界最高峰の技術を誇っていますが、その中でも国分プレス工業の技術は先進的。順送プレスを中心に、トランスファープレスやロボットラインプレスを整備し、ユーザー企業の合理化に貢献しています。0.15mmの薄板から8.0mmの厚板までの自動プレス加工が可能です。
高精度・精密成形用プレス機(400t)
「スライド暴れ」が無いので、究極的な高精度・高精密加工が可能です。高い精度を要求される「エンジン部品」や、複雑な形状の部品などでも生産効率の高い順送加工を行えるため、高付加価値化やコストダウンに貢献しています。
高精度・精密成形用プレス機(300t)
低速高トルクサーボモータが駆動軸に直結しているので、エンジン部品など、高い精度を求められる部品の生産にも対応できます。さらにサイレントモーションで、生産速度を下げることなく、低騒音・低振動加工を実現できるというメリットも持っています。
その他 プレス機
順送プレス「45t~600t」、TRFプレス「250t、300t」、ロボットラインプレス「110t~150t」、油圧プレス「300t」を備えています。当社では多種多様な自動車部品を手掛けており、その中でも「精密部品」「難形状部品」の加工を得意としているため、300tのサーボプレスや400tのULプレスを駆使してお客様の多様なニーズにもすべてお応えできます。